思考の現実化を妨げる思考
思考は現実化するとあちこちで聞くが…
ネット上、乃至世の中のあちらこちらでよく見聞きする”思考は現実化する”というキーワード
量子物理学の観点からしても、確かに思考は現実化することが科学的に証明されているし、逆に言うと現実とは思考によって創られている!ということ
自分個人の体験する現実も、無意識も含めてすべて自分の意識が創造していることは、今までも他の記事で折に触れ書いてきましたが
もっと大きなレベルで見たときに、自然界の様々な生命や事象、地球はおろか物理的、非物理的宇宙に至るありとあらゆるものが、崇高な思考…敢えて呼ぶなら”神の思考”によって創造されたもの
しかし、思考を現実化するための様々な考え方や、ワークなどがありますが、実際にそういった考え方を変えたり、何らかのワークをやることによって思いのままに現実を創造できている人ってどれくらいいるのだろう?と思っている人も少なくないのでは?
思考を現実化させる技術の要点
現実創造についてよく古神道なんかでは、過去の後悔や未来への心配などへ向かっていた意識(エネルギー)を、今という一点に全集中することによって、これを”中今”と言いますが
またその中今に全集中した状態で、望む現実にフルフォーカスするという意識の技術を使います
この技術は、古代から秘密結社の人々も使い続けていて、こういったグループの中には思考のマスターたちがいて、彼らはこの意識のテクノロジーを駆使して世界を意のままにコントロールして来たという文脈もあるようです…
確かに、世の中的にある様々なワークなども要点はこのこと
つまり、今に留まって全意識を現実化したい物事に集中すると…
理屈としてそうなのですが、いわゆる煩悩にまみれた現代人がそれをその通りに出来るのか?
逆に言うと、みんながこれができたら今頃世の中はどれほど豊かで喜びに満ちたものになっていることか…
という現実を少なかれ実感されている人はいるのではないでしょうか?
思い通りの現実化を妨げる要因
では一体この思考は現実化するという文脈に於いて、またこれらに取り組む人々の中で何が起きているのか?
先ほど、中今に留まることを妨害する煩悩という要素について触れましたが
ではこの煩悩とは一体何なのか?
仏教的に煩悩の意味とは…とありますが
現実創造という文脈から考えた場合の煩悩とは
現実化を妨げる思考であり、今までの自分の箱の中から外に出ようとするときの抵抗というような定義になるかと思います
いわゆるこれがカルマと呼ばれるものの正体でもあります
この抵抗力というのは、今までの全前世に於いて培ってきた、いわば魂の癖のようなもので、放っておくと永遠に自動再生し続ける頭の中の声であります
つまるところ、我々は意図的な現実を創造しようとした場合、何よりもこのカルマ由来の頭の中の声に打ち勝つ必要があります
座禅などでも、この無意識からエコーしてくる声をしっかりと捉えて、その声と自分自身の本質は別であり、声に惑わされないようにトレーニングします
よって、全集中・フルフォーカスを固定し、望む現実を創造するための一番の敵は自分自身の頭の中の声を征服すること
これにはトレーニングが必要です!カルマの抵抗というのはそんなに甘いものではないのですね
\(◎o◎)/!
しかし、自分自身の足を引っ張る声に打ち勝って今までの箱の外に出たいじゃないですか!
だから、常に怠ることなく自分自身の思考に氣をつけなさいとお釈迦さまも口を酸っぱくされていたとな…
では、頭の中の声に対して我々はどう対応したらよいのか?
人によってやり方は色々あると思いますが
要点は、それらの声に対して”お前を通すわけにはいかない、消え失せろ!”的な感じで(^▽^)/
敵は己の中に
思考の現実化を妨げる思考についてでした…
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