思考を管理することの報酬

私たちは一日に約60,000回思考しているといわれます

そして、思考が現実を作っているとするなら

この60,000回の機会を見過ごすわけにはいきません

仮に前向きな60,000回の思考をしているAさんと

後ろ向きな60,000回の思考をしているBさんがいた場合

その二人の体験する現実に差が出ないという方が無理があると思います

脳にはRAS機能というのがあり

網様体という場所で毎瞬間、情報処理、特にその人にとって相応しい情報と

相応しくない情報を編集してその人が何かに氣づいたり、スルーしたりすることを

調整している機能があるそうです

つまり、前向きな人には見える景色（チャンス）

後ろ向きな人には見えない景色（チャンス）

というように、その人の思考に応じて共鳴できるものが住み分けられているというのは驚くべきことではないでしょうか？

そして、私たちの思考というのは

普段、余程注意していない限り

無意識的に同じような思考がループし続けています

これについてお釈迦様は

”意識的でありなさい”と教えられたわけですが

思考のループというのは

その人の魂的な癖でもあり

前世から持ち越してきているものも多く

その意味では、思考そのものも輪廻しているということになります

ところがこの無意識の思考ループを野放しにしておくと

その過去からの思考のパターンが再現され続けてしまい

いつまでたっても同じことの繰り返し

同じ場所を行ったり来たり

ということになってしまいます

よく人は、自分を変えるために

様々なセミナーに参加したり

本や高い教材を買ったりしますが

それが無駄だとは言いませんが

根本的に自分の思考の管理を出来なければ

元の木阿弥…

例え、セミナーや教材がなくとも

自己の思考をマネジメントできる技術が発達してくれば

かなり人生は変わります！

私自身も含めて

人の無意識の思考は大概

過去の後悔と未来の心配に費やされている

と言われます

しかし、常に大切なのは

今この瞬間です

今に全集中するには？

ありもしない過去と未来にエネルギーを浪費することなく

全てのエネルギーを今に注ぎ込むことが重要です

過去にどんなことがあったとしても

全ては学びであり魂の成長の為であり

その過去の経験があったお陰で今の自分がいることは事実ですので

過去の後悔を感謝に変える

すると、過去に対して浪費していたパワーを取り戻すことができます

そして、たった今は何も心配なく生活できていても

将来のことが心配で目の前のことに集中できないというのは

未来の自分自身を信頼していないことになります

未来の自分を信頼していない＝心配なので

自分の脳はその観察の通りに未来のタイムラインを構築しはじめ

実際にその未来のタイミングがやってきたときに

心配な現実が出現するというメカニズムになっています

そこで私からの提案は

未来の心配を信頼に変えること

この意識の変化によって、リラックスした状態で今に全集中できて

結果的に想像したものを創造できる自分へと変容していけます！

しかし、この自分の思考のマネジメントというのは

一度やればそれでよいわけではなく

常に意識的である必要があります

座禅や瞑想することの意義もそこにあり

自分の思考に氣づき続けること

トレーニングが必要です

しかし、この技術をマスターしてしまえば

その報酬は途轍もなく大きなものになります！

マスターと呼ばれる存在がいます

このマスターとはどういう意味か？

それは

自分自身をマスターしたという意味です

意識的な人生を歩んで参りましょう！