説明

この『縄文の女神』という作品は、私の住む茅野市にある縄文遺跡から出土した国宝でもある縄文土器をモチーフにしています。先日この縄文の女神のレプリカ（重量も含めて本物と区別がつかない程の精巧さ）に触れる機会がありました。手に持った感触が凄かった！像の背中部分の美しい曲線が人の手に究極フィットするように作られていて、そのあまりのフィット感の氣持ちよさに、ずっと持っていたくなりました。縄文土器はデザインもさることながら、本当に素晴らしい縄文アートだと思います。色々な色のもつバイブレーション、自分の家の中は自分の心の中の反映。であれば日常的に目にする景色は少しでも美しく豊かさを感じるものにしたい。そんな思いを胸に日頃、創作活動をしています。この作品に使った技法は私が勝手に”One drip”と呼んでいますが、筆を使わずに調合した絵具をドリップして描きます。 自分の中では”禅芸術の世界観をポップにブラッシュアップ”するイメージで創作しています。 最近このスタイルにハマっていて、色々な色で創作しています。

『縄文の女神』

その美しい曲線

豊かな古代の夢の跡

縄文一万年の祈りは

時空を超えて今を生きる

懐かしいそのフォルム

そして新しい神話がはじまる

https://youtu.be/m42On9lRPY4

技法:ONE DRIP
禅×現代アートの融合

キャンバスにアクリル絵の具
サイズ縦72.5cm横60.5cm
※壁に飾ってある絵の写真は合成によるイメージです。実物のサイズ感はもう少し小さくなります。