時間軸のパラドックス

私たちの時間認識というのは

過去→現在→未来

と考えるのが一般的かと思います

しかし、近年時間の流れ方は

未来→現在→過去

であるという見解が現れてきています

機能脳科学者の苫米地さんや他にも何人もの著名人が

この見解を示されています

時間の流れというのは本当はどうなっているのか？

そんなことを調べてるうちに分かったこと

現在私たちの使用している時計は以下のようなものが普通です

当たり前ですが、時計は針が回転して時を刻んでいくもの

ところがこのタイプの時計は西洋式で

昔の日本人は和時計というものを使用していました

その和時計というもの

徐々に改良されていくのですが

昔の和時計というのはこちらですが

なんと、針は動かず文字盤が回転していた！

現代の時計→針が回転

和時計→文字盤が回転

この違いの意味わかりますか？

つまり、現代の西洋式の時計は

針が進んでいく→時間軸は過去→現在→未来へと流れているという印象になるのに対して

和時計

文字盤が進んでいく→時間軸は未来→現在→過去へと流れているという印象になります

つまり昔の日本人の時間認識は

現代人と反対で

未来から過去へ向かって流れていると感じていた？

これは推測的ではありますが

和時計の構造

そして、実際に自分が日常的にこの時計を使用していたとした場合

時間そのものである文字盤が回転しているということは

潜在的に時間は未来からやって来るとの認識になるのは自然のことではないでしょうか？

時間が未来から流れてきているとしたらどうなる？

よく言う

人間は過去の後悔と未来の心配ばかりしていて

今を生きていない！

という概念がありますが

時間が未来から流れているとした場合

過去と未来、そして今に関する認識が１８０度ひっくり返ることになります

なぜなら

未来は心配するものではなく

設定するものに変わり

過去に対する後悔は

過去を変えるという認識に変化します

時間というのは本来的に球体であると言われます

社会意識に於いては

時間は過去→現在→未来へと直線的に進むとされていますが

それは一つの思い込みというもので

時間認識というのは相対的なものなので

現在の地球に於いては直線的かもしれない

もしくは現在でも民族や文化によっては

全く違う時間軸で生きている人たちがいてもおかしくないし

宇宙的にみると

時間は無いという認識が常識であったりするかもしれない

話を戻して

時間が過去→現在→未来

ではなくて

未来→現在→過去

だった場合

現在という立ち位置の重要性が今まで以上に重要になる

なぜなら

現在に於いて

時間の上流である未来を設定してしまえば

その未来がやがてどんぶらこどんぶらこと流れてくる

そして

現在に於いて

過去に対する意味付けを変えれば

その流れがどんぶらこどんぶらこと過去に流れていき

過去は変わる

つまりは

過去に対する感じ方を今この瞬間に変えることができるということ

思考が現実を創造しているので

未来も過去も今この瞬間の手中にあるということになる

このメカニズムを提唱されている人が増えてきているというのは興味深いことだし

且つての日本人の使っていた和時計が正に

未来からの時間の流れを表現していたというのは

驚愕の事実！

時間はとても柔軟なもの

たまには世話しない世の中の時間軸を外れて

時間の外で休憩することが如何に魂に安らぎと潤い、そしてインスピレーションをもたらすか

時間の無い状態が如何にパワフルか、以下の記事を御覧ください！

https://ktoriumi.com/blog/2404/

そんな風に思う今日この頃です…