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岡本太郎氏が爆発した原因 縄文土器との出会い

芸術は爆発だ!

最近の若い世代は知らない人も多いかもしれませんが、大阪万博で”太陽の塔”を創った”芸術は爆発だ”で有名な画家の岡本太郎氏

 

氏は画家であると同時に民俗学者という側面をもち、世界中の民族について研究していましたが、あるときから日本の各地方に伝わる伝統文化や風習についての研究にのめりこむようになり、北は北海道から南は沖縄まであらゆる地方に赴き、現地の水を飲み風を感じつつ、その土地土地の人々や特に伝統的な祭りに参加したりして独自の研究を展開していったそうです。

 

そんな氏があるときとんでもないものと遭遇してしました!

 

それこそが

 

縄文土器との出会いでした!

今でこそ、縄文土器は有名になり東京国立博物館でも大々的に展示イベントが開かれるなど、数千年の時を経てポピュラーな存在になっていますが、数十年前までは専門家でもない限り縄文土器をとりあげてその謎めいた存在について語る人はいなかったと思います。

 

そんな縄文と呼ばれるコンテンツを時空を超えて発掘したのがかの岡本太郎氏でした。

 

縄文土器と出会った瞬間に氏は、その非論理的な造形とその奥底から時空を超えてビリビリと放射する縄文人の息遣いに直撃を受け、雷に打たれてしまったのです。

 

それが”芸術は爆発だ”の始まりでした。

 

各地方によりコンセプトの違う縄文土器

ひと言に縄文土器と言っても、そのデザイン性は様々で、例えば新潟方面で出土する土器の多くは火焔土器とよばれる炎のようなデザインが多く。

縄文銀座と呼ばれる八ヶ岳周辺の土器のデザインは水煙土器とよばれる水をモチーフにしたようなデザインが多く見受けられます。

 

縄文土器は時代や場所によってデザインは様々に変化していますが、特に縄文中期と呼ばれる今から約5,000年位前の土器のデザインはとても奇抜で実用性に欠け、いったい当時の人々はそれをどのように、またどんな目的で使用していたのか、よくわかっていないのが実際のところですが、やはり宗教的な儀式を含め仮に日常的に使用していたとしても、現代人の感覚ではなかなか理解しづらい深く強い祈りが込められていたことに違いはないように思います。

 

岡本太郎氏はおそらく、縄文土器の奇抜で宇宙的な造形美は勿論のこと、そしてそれ以上にそのものに込められた縄文人の崇高で強烈な祈りに感銘を受け、爆発してしまったのではないかと思います。

 

かくいう私自身も、岡本太郎氏を通じて垣間見た縄文という宇宙観に魅了され、2017年東京から八ヶ岳に移住してしまった現代を生きる”ネオ・縄文人”でございます。

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